「何カ月前かにはもう車がなかったから」近隣住民が感じた“違和感”
近隣住民によると、6年ほど前に下村容疑者は一家で引っ越してきたという。「見たことはあるんですか?」と尋ねると、近隣住民は「本当にちらっと見たぐらい。あまりこの辺の界隈の人とは接してなかった」と証言。挨拶に来ることはなかったそうで、「うちの娘が、奥さんが子ども連れて歩いているのを見たことがある」と語った。
「よく車の入れ替えはされていた」と明かし、車種を尋ねると「ハイエースとベンツの高級な白。何の仕事をしているか知らなかったし、高給取りの人かなと」とコメントした。
当時下村容疑者は警察には「妻が出て行った」と説明していた。警察によれば2025年9月24日に、下村容疑者自ら「妻と連絡が取れない」と尼崎南署に行方不明届を提出していたという。その後、尼崎の自宅から西宮に転居していた。
近隣住民は「何カ月前かにはもう車がなかったから、どうしたのかなと」と、違和感を覚えていたという。それからおよそ1年後の逮捕だった。
警察によれば、妻の生存が確認できたのは、客観的な情報などから2025年8月13日が最後で、下村容疑者が妻と口論があったとした日だった。しかしその後、防犯カメラなどの捜査では生存に繋がる痕跡が見つからず、また所在不明について疑問点が生じたことから、関係者や下村容疑者に任意の聴取をした結果、自供に至ったという。下村容疑者を被疑者として任意事情聴取をしたのは、今年8月以降だった。近隣住民は逮捕の一カ月ほど前に自宅前に警察車両が来ていたことを目撃していた。
「数日前から張り込み?」と問いかけると、近隣住民は「ひと月ぐらい前ですわ。8月末ぐらいやったかな。ハイエースかバンで張り込みか何かをしていた」と証言。いたのは私服警官だったという。
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