■「自民党の利権体質の象徴」
一連の動きについて、浜田氏は「2つの問題がある」と指摘する。
1つ目は、実際に圧力があったのか、なかったのかという事実関係の問題だ。浜田氏は「報道によると、2つの自治体は、これまで要望していた額の、どんなに減らされた年でも7割、8割はキープできていたという」と説明。
その上で、「だけど、今回の下げ幅がすごく大きい。じゃあ、これは何でこんなに下がったのかという説明は、やっぱり必要だと思う」と語った。
また、政治家と官僚の力関係についても疑問を呈する。「議員が官僚を事務所に呼び出して面会し、問い合わせをするということは、具体的に指示がなくとも、どれくらい圧力に感じるのかという点もこれから説明が必要だ」と述べ、明確な指示がなくとも官僚側が受ける心理的な影響についての説明を求めた。
もう1つの問題として、指示や圧力の有無にかかわらず、発言自体が持つ問題性を挙げる。「もしこの指示や圧力の事実がなかったとしても、じゃあなぜそれを支持者の前で言ってしまったのか」と問いかけた。
そして、「やはり自民党の利権体質みたいなものの象徴かなと思っている」とし、「『自分を支持したからこういうことができた、むしろ支持しなければできなかった』という力の誇示の裏に、やはり政治とカネの問題、そういう体質も非常に問題だ」と強く批判した。
さらに、一国会議員が「自分には力がある、自分にはこういうことができる」と誇示し、ひけらかすような発言・行為について、「支持しようが支持しまいが、同じ税金を払っている有権者。それを支持したかどうかで予算差配をするのはおかしい」と言及。
その上で「地域のためにやるというのはまだいいが、支持したかどうかで予算を分けたという発言が、今回は非常にポイントだ」と重ねて述べ、有権者の支持の有無によって予算を支配しようとする姿勢を厳しく非難した。
(『わたしとニュース』より)
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