高市総理、簗大臣の“予算カット”発言に「不適切」も更迭は否定…犬山紙子氏「他の自民党議員も同じように思われたくなければ声上げて欲しい」「きちんとした調査を」

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■“予算カット”発言の余波…高市総理は更迭否定

 10月8日、国会では立憲民主党の田名部匡代幹事長が「農林水産大臣として適任だと判断されたということは発言を問題ないと思われているということでしょうか」と問い質し、さらに「撤回謝罪だけで済むとお考えでしょうか」と迫った。

 任命責任を問われた高市総理は「私自身、発言は不適切だと考えましたので、厳しく注意をしました。しっかりと説明をした上で、襟を正して、職責を全うしてほしいと」と述べ、更迭を否定。簗大臣は「二度と繰り返すことのないよう自らを律し、職務の遂行に全力を尽くしてまいります」と答弁した。

 国土交通省側も「圧力はなかったと思われる」と説明しているものの、野党側は面会記録の提出など、さらなる調査を求めている。また、自民党内からも「議員失格だ」などと厳しい意見が噴出しており、特に少数与党の参議院からは今後の国会審議への影響を不安視する声が出ている。一方で、官邸幹部は「遅かったものの謝罪は済ませた。しのぎきれるだろう」と強気の姿勢を示している。

 連日釈明に追われる簗大臣は「事実として予算の配分の結果について国土交通省に問い合わせをした、この事実のみであります。働きかけは一切していません」と述べ、国交省への直接的な働きかけを否定。

 ただ、先の衆議院選挙で市長が対立候補の支援に回った栃木県内の那須烏山市と那珂川町の道路関係予算は大きく減少している。

 簗大臣は「その2つの自治体ということですが、日々私どもは政治活動をする中で、地元の方々からこういうことがどうなっているのか、こういう問い合わせを受けます。特に私は比較的時間を置かずに、すぐにそれぞれの関係省庁にそういった問い合わせをする。地元でそういった問い合わせがあって、その2自治体について確認をしたということだと思う」と説明している。

 こうした中、高市総理は10月7日、簗大臣の予算カット発言について、初めて言及。「国から地方公共団体に対する道路予算の配分は、限られた予算の中、地方公共団体からの要望や事業の進捗状況、重点配分対象の有無などを総合的に勘案して行っており、ご指摘の市町の道路関係予算についてもこうした考え方に基づき配分されたと承知をしています。予算の配分にあたって政治的な支持・不支持を持ち込まないのは当然のこと」と答弁した。

「税金は議員が私利私欲のために使っていいものではない」
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