【WRC 世界ラリー選手権】第13戦 ラリー・イタリア・サルディニア
WRC(世界ラリー選手権)のシーズン最終戦。最終ステージ、最後の最後で、劇的な幕切れが起こり年間王者が決まった。タイトル目前の若き天才が残りコーナー2つで無念のコースオフを喫し、王座を逃す結末となったが、その限界まで攻め抜いた姿勢に、2度のF1世界チャンピオンが自身のSNSで賛辞を送り、話題を呼んでいる。
偉大な父・ペターに続くチャンピオン獲得に挑んだオリバー・ソルベルグ(トヨタ)は、最終パワーステージとなるSS17を迎え、チームメイトのエルフィン・エバンス(トヨタ)と熾烈な王者争いを繰り広げていた。
パワーステージでの獲得ポイントが栄冠を左右するため限界ギリギリで果敢に攻め立てたが、フィニッシュまで残り約1キロ、あとコーナー2つというコーナーへの進入で曲がりきれずに車体は土手に突っ込んで痛恨のスタックとなった。この結果、ソルベルグはわずか5点差でタイトルを逃し、すでに走行を終えていたエバンスが悲願の年間王者に輝いた。
「限界を攻める姿勢に多大なる敬意」
