
日本でタコスブームが起きるなか、先月、日本のレストランが初めてメキシコ政府から“ガチ”メキシコ料理店として正式に認定されました。本場も認めるその味とは?
タコス提供店 10年で約8.2倍に
キッチンに広がる香ばしい匂い。手作りにとことんこだわり、時間をかけて煮込んだ豚肉をふっくらしたトルティーヤにのせた本場のタコスです。
グルメサイト「食べログ」の集計によると、メキシコの代表的な料理・タコスを主に提供する国内の店は、2016年のおよそ50軒から10年で8倍以上に増えるなど、日本では今タコスブームが到来しています。
20年前にオープンした老舗メキシコ料理店・テピートは、メキシコの伝統的なタコスにこだわります。
テピート 滝沢久美オロアルテさん
「いつか客が怒るように『普通のタコスはないのか?』と。『これ普通のタコスです』と言ったが、アメリカのタコスが『タコス』だと思っていて。硬いパリパリしたのがないのですかと言って。(本格メキシコ料理は)トルティーヤが柔らかくて、トウモロコシの粉で作った皮なんです」
「(Q.その客は結局、食べて帰ったのか?)はい、メキシコのタコスおいしいねと」
メキシコ人の夫・チューチョさんが本場の味を楽しめるよう、店をオープンした滝沢さん。国内で数少なかったメキシコ人シェフから教わるだけではなく、現地・メキシコでも本場の味を学び、日本ではあまりなじみのないメニューも提供しています。
認定老舗店「本当に光栄」
メキシコでは一般的な食材・サボテンのステーキや誕生日などの際に振る舞われる代表的料理の「モレ」。表面をパリっとさせたチキンにかけているのは、チョコレートのソースです。
滝沢さん
「(モレは)毎回めしあがる客がいるし、泣いて喜ばれる方もいますから」
メキシコ政府は去年から、海外にあるメキシコ料理店が本物のメキシコ料理と食文化を正しく伝えていることを認定する「Sello M(セジョ・エメ)」という制度を開始しましたが、先月、日本から初めて8店舗が選ばれました。
全世界では現在218店舗が“ガチ”メキシコ料理店と認定されていますが、テピートもその一つとなりました。
滝沢さん
「思いもよらず素晴らしい認定。本当に光栄に思っている。頑張ってきたかいがあった」
(「グッド!モーニング」2026年10月9日放送分より)
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