「STONE FES.2026」は、KANA-BOONのライブでステージの幕が開けられた。第4期第2クールのオープニングテーマとなる「SUPERNOVA」が会場に響き渡り、迫力の演奏と大スクリーンに映し出されたアニメ映像とのリンクに歓声が沸き起こった。2曲目が始まる前には、石神千空役の小林裕介と獅子王司役の中村悠一が舞台上に登場。第2期の名シーンである千空と司の共闘シーンの生アフレコと共に、第1期第2クールのオープニングテーマとなったPELICAN FANCLUBの「三原色」のカバーが披露されると、アニメ本編でも描かれた同じ演出に観客の熱気が一気に加速した。
オープニングでは、キャラクターの個性あふれる台詞とともにキャスト陣が華やかに姿を現した。総勢11名の豪華キャストがステージに勢揃いすると、会場から大きな歓声と拍手が贈られた。夜の部より参加となった中村は、出演者が一堂に会する様子を見て、「最初の頃は、3~4人くらいで、とても少ない人数からアフレコがスタートしたんです。」と第1期のアフレコ当時を懐かしそうに振り返った。また、古川は、「『Dr.STONE』の単独イベントは初めての参加です。来られて良かった!」と嬉しそうにイベントへの意気込みを語った。
シリーズの完結を記念して開催された「STONE FES.2026」は、新規書き下ろしの朗読劇と、名シーンの生アフレコを中心にステージが展開された。朗読劇では、“月までのここまでの道のりを記す歴史書を作りたい”と豪語する龍水の発言をきっかけに、それぞれのキャラクターの回想を挟みながら物語が綴られていった。前半では、千空とコハク、クロム、スイカとの出会いや交流、そして第4期より登場となったゼノやスタンリーとのシーンが再現され、過去から現在までを一気に駆け抜ける物語がキャスト陣の圧巻の演技で披露された。特に高橋演じるスイカのエピソード「ひとりぼっちのサイエンティスト」(第4期第23話)で描かれた7年越しの千空との再会のシーンでは、「何度見ても涙が出てくる。」とキャスト陣が絶賛するシーンも演じられた。
前半の生アフレコを終えた後、再びキャスト陣が揃い、バラエティコーナーへと突入した。科学使いとしての力を競う「チーム対抗・科学使いナンバーワン決定戦」が行われ、「科学使いチーム」(小林・佐藤・高橋・野島)、「体力&武力自慢チーム」(古川・中村・沼倉・遊佐)、「海の男とメンタリストチーム」(河西・鈴木・小野)に分かれ、3つの種目にチャレンジして優勝を目指すことになった。
最初の種目は「科学実験クイズ!メカ千空からの挑戦状!」と称し、市ノ瀬加那(杠役)、潘めぐみ(チェルシー役)とメカ千空による科学実験の映像が上映された。メカ千空が、水の底に沈んだアクリルスタンドを、手を使わずに浮かせるには、どんなアイテムを使うのか推理するクイズが出題された。この難しい問題に珍回答がいくつか飛び出し、会場が大きな笑いに包まれた。
2種目目は「ニューペルセウス号をピッタリ止めろ!並べ替えチキンレース!」と称し、船をかたどった乗り物で移動して、3つの答えが記された港の位置を目指すという問題が出題された。「キャラクターの体重が重い順」「ペルセウス号を使って立ち寄った国の順番」「物質をモース硬度順に並べる」というクイズに、それぞれのチームが回答するが、答えだけでなく、船を上手くコントロールする身体能力もポイントとなってくる。船の操作に苦戦を強いられ、港の外まで大きくはみ出すチームがありつつも、それぞれが正解の港を目指してチャレンジした。
最後の種目は「世界一飛ぶ紙飛行機選手権」。アニメ本編でも登場した「世界一飛ぶ紙飛行機の折り方」を参考にして紙飛行機を折り、その飛行距離を競うというもの。それぞれのチームが仕上げた3つの紙飛行機がステージから飛び立つと、その行方をキャスト陣と観客が笑顔で見守り、会場は温かな空気感に包まれた。
3種目を終えて、大きく得点を上げた「海の男とメンタリストチーム」が優勝し、「気持ちいいですね!僕の心も紙飛行機のように飛んでいます。」と小野が勝利のコメントを残した。優勝チームには、“月の土地の権利書”という『Dr.STONE』ならではのプレゼントが贈呈され、メンバーから驚きの声が上がった。
また、イベント後半では、朗読劇の続きが披露された。物語の始まりとなった第1話の千空と大樹の台詞や、第1期から関係性の変化が感じられる千空と司の名シーンがステージで演じられた。さらに、羽京、龍水、ゲンとの数々の印象的な掛け合いが生アフレコで再現された。第1話から最終話までの名シーンをたっぷりと織り交ぜ、壮大な物語を再現するアフレコに、観客は『Dr.STONE』の世界に再び引き込まれ、ステージを堪能した。朗読劇が終了した後は、会場から鳴り止まない大きな拍手がキャスト陣に贈られた。
覚めやらぬ興奮の中、再び、小林と野島がステージに登場し、月へと向かう千空とゼノの掛け合いをアフレコで鮮やかに演じた。すると、そのシーンに寄り添うように、BURNOUT SYNDROMESの第3クールエンディングテーマ「ROCKET」のライブが始まった。続けて、第1期のオープニングテーマを飾った「Good Morning World!」が響き渡ると、『Dr.STONE』の歴史を語る印象的な主題歌のパフォーマンスに会場の盛り上がりが最高潮を迎えた。
イベント最後には、作品の最新ニュースも発表された。昼の部ではLINEスタンプ第7弾の発売情報や、12月に開催となる『TVアニメ「Dr.STONE」展科学王国ミュージアム』の最新情報が紹介された。
さらに、夜の部では突如お知らせのチャイムが鳴り響き、サプライズ情報が初解禁となった。初公開となるPVが上映され、千空らが積み上げてきたこれまでの科学クラフトの歴史の中に、突如として激しい落雷と共に嵐が現れるという新たな物語を予感させる特別映像が披露された。小林から、新作アニメ『Dr.STONE TERRAFORMING』の制作決定が告げられると、驚きのニュースに会場から大きな歓声が沸き起こった。また、涙を浮かべて「やったー!」と大きなガッツポーズとともに叫ぶ佐藤らキャスト陣の嬉しそうな表情も見られた。
さらに、キャラクターデザインを手掛ける岩佐裕子氏からのお祝いイラストが公開され、新作アニメへの期待を感じさせる『Dr.STONE』原作・稲垣理一郎氏と、作画・Boichi氏からのコメントも紹介された。
約7年という長きに渡って展開されてきたアニメ『Dr.STONE』。「STONE FES.2026」では、新規の朗読劇、迫力の生アフレコ、豪華ライブや、賑やかなバラエティコーナーに加え、新作アニメ制作のサプライズニュースまで飛び出し、大きな盛り上がりとともに終演の時を迎えた。イベントの最後には、キャスト陣ひとりひとりからファンへの感謝のメッセージが贈られ、盛大な拍手とともに、その幕を閉じた。
キャスト陣のメッセージは



