
10月14日は日本初の鉄道が開通した「鉄道の日」です。東京駅など築100年を超える建築物がなぜ現役で居続けられるのか、その秘密に迫りました。
築100年超 なぜ現役で活躍
新潟県のJR越後線で行われたのは、古くなった橋げたの交換工事です。日中に運行を止めて鉄道の工事が行われるのは、新潟県では初めて。そして、この橋げたの交換は1919年以来、107年ぶりです。
JR東日本 新潟事業本部
佐藤大輔マネージャー
「メンテナンス、管理維持がうまくいっていることによって、明治、大正時代からつくられている鉄道構造物を今も使っていただける」
私たちの生活に欠かせない鉄道。10月14日は鉄道の日。150年以上前の1872年、新橋から横浜間で日本初の鉄道が開通。蒸気機関車がおよそ50分をかけて走りました。新しくなる鉄道設備がある一方で、100年以上使われているものもあります。
東京の鉄道史に詳しい枝久保達也さんに案内してもらいます。
「東京の玄関口、東京駅ですね。東京駅は1914年、大正3年に開業した駅です」
1914年に開業した東京駅。東京大空襲では3階部分を焼失し、3階建てから2階建ての駅舎となっていました。その後、2007年から2012年まで行われた工事で、開業当時の姿が復原されています。
「復原した場所と当時の場所が分かるように復原工事を行っている。レンガの色の違いが分かる。3階部分を復原した」
観光客
「この街で見られるものの中で最も興味深いものの一つ」
百年選手は他にも
さらに古い建物も。
枝久保さん
「ここは実は昔、駅だった」
1912年に開業した旧万世橋駅。1943年には営業を終了しますが、それから70年たった2013年に商業施設として生まれ変わりました。当時のままの階段などを、今でも見ることができます。百年選手は駅舎だけではありません。
「見慣れた形のレンガのアーチ。これ自体が100年以上の歴史」
東京駅周辺のアーチ式高架橋。今でも現役ですが、竣工(しゅんこう)は1910年、110年以上も前です。
「地震や地盤沈下など100年の間に見舞われるが、その都度、安全性を確認、補強工事も行っている」
これまでに首都直下地震に備えた耐震化工事を複数回行っているということです。
鉄橋も開業当時のまま
「橋脚も開業当時のまま。橋と橋の間に1本の橋をのせている。それを証明するものがあるが、ネットがかけられていて見えない」
枝久保さんが指した場所にあったのは、いつつくられたかを示す銘板。番組が入手した画像では、明治39年と確認できました。さらに…。
「こちらは、なんと1904年」
古さだけではなく、鉄道の発展が分かる場所も。
「レンガがここで途切れる」
「1本、2本、3本、4本。ここが最初につくった4つの線路の部分なんです。もっと線路が必要になって、追加していった。つくって終わりではない。鉄道は」
(2026年10月14日放送分より)
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