ABEMAで解説を務めた阿久津主税八段(44)は「中盤が濃密だった。伊藤王座の作戦の巧さもあったが、桂馬を取らせたけどバランスが取れているといった広瀬九段の大局観や構想も素晴らしかった」「広瀬九段の切れ味がすごかった」と絶賛。一方で連続長考に沈んだ伊藤王座については「誤算があったか、伊藤王座の思った展開に持っていくことができなかったか」と振り返った。鮮烈な決着に、視聴者からも「美しい投了図」「いや後手でコレつんよーー」「パパつええ」と興奮のコメントが相次いだ。
対局後、タイに戻した広瀬九段は「(序盤は)ちょっと失敗気味だったのかなと思います」「(終盤の)本譜の攻めが見えたあたりで勝ちを読みきった」と対局を振り返り、「数字の上では追いついた形ですが、最終局は悔いのないように指したいです」と決戦への抱負を語った。一方、敗れた伊藤王座は「間違えて途中は自信がなくなっていました。読み抜けが多い将棋でした。最終局までに準備したいと思います」と前を見据えた。
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