
参議院では予算委員会が開かれ、高市総理は、簗前農水大臣の辞任に伴う任命責任だけでなく、政権をあずかる危機管理能力も問われました。
【画像】“任命責任”と“危機管理能力”高市総理に厳しい追及 食料品減税についても論戦
立憲民主党の辻元議員と高市総理。2人は旧知の間柄ですが、かみ合わないやりとりが続きました。
立憲民主党 辻元清美参院議員
「危機管理能力の欠如が指摘されている。簗大臣の問題であると同時に、総理の資質も問われていると思った方がいい」

高市総理
「危機管理能力に関して、なかったと思われたら、とても残念。24時間、常に公用スマホをそばに置き、最大音量にして、夜も横になっている。危機管理には私は力を入れている」

立憲民主党 辻元清美参院議員
「国交省も農水省も大混乱していた。ご自身の内閣でしょう。それを収められなかった。災害時に電話を置いていたとか、そんな話ではない。対処が悪かったからとおわびしてください」
高市総理
「大臣就任前の政治家の発言は、本人が説明責任を果たすべきだ」
立憲民主党 辻元清美参院議員
「『私もやっぱり問題だったと思う』と、昔の高市早苗だったら言っている。総理になっても、自然体でいってください。そこは認めたほうがいい」

高市総理
「『認めてください』と言うが、今のが質問になっていると思えなかった」
外交姿勢も問われました。
高市総理は、今月2日にオンラインで行われたG7の首脳会合を欠席しています。この日は、総理公邸で麻生副総裁らとの会食が行われていましたが、午後8時前には終了していて、首脳会合は、午後9時半からの開催でした。

立憲民主党 辻元清美参院議員
「なぜ、オンライン会議欠席したのですか」
高市総理
「日本から総理が出席する類のものでもなく、代理出席も認められていると。私自身も出席を検討しましたが、当日の開催直前に時間も確定しましたので、まず、事務的な準備が整わないと。オンライン会合に必要なディスプレーを使いますので、これ業者・事業者に頼みますので、整わないということで、遠藤外務審議官が代理出席するということになりました」
立憲民主党 辻元清美参院議員
「総理は、この日は、公邸にいらっしゃったんですか」
高市総理
「公邸におりました。しかし、回線の接続設定のために業者を呼ばなければなりません。それには、もう時間が間に合わないこともありました。私は、夜、この時間帯、公邸で所信表明演説を書いておりました」

立憲民主党 辻元清美参院議員
「業者が来ないと国際会議もできない国なんですか。『世界の真ん中で咲き誇る日本外交』とか言っているけれども、隅っこに追いやられるんじゃないか、心配しているんです」

高市総理
「首脳自身が出席すべきとされているG7の会議もありますから、そういう会議には必ず出席をしております」
予算委員会では、食料品消費税の減税についても議論が交わされ、高市総理は、新たに外食産業への支援策として、プレミアム付き商品券の活用に言及しました。
一方、野党は、減税に慎重な姿勢を崩していません。
関連法案の審議は、20日から始まることになっています。
