将棋の第85期順位戦A級4回戦が10月16日、東京・千駄ヶ谷の「将棋会館」で行われ、永瀬拓矢九段(34)が広瀬章人九段(39)に勝利した。
第83期名人戦挑戦者だった永瀬九段が4回戦を制し、リーグ無敗の4連勝で首位に並んだ。
現在王座戦挑戦中の広瀬九段との一戦は、永瀬九段の先手番で角換わりの出だしに。ABEMAでテキスト解説を務めた村中秀史七段(45)は、「中盤は先手永瀬九段の攻め、後手広瀬九段の受けという展開に進みました。76手目に打った歩が受けの好手で、先手苦戦かと思われましたが、89手目から95手目の飛車寄りまでが巧妙な手順でした。96手目の角打ちでは△2六角が有力でしたが、後手も判断が難しいところでした。終盤は119手目の飛車切りが鋭い手で永瀬九段が正確に寄せ切りました」と一局を総括した。
本局では、昼食休憩明けの対局再開直後に「緊急地震速報」の発表(後に取り消し)があり、警報の音声が対局室にも響いた。両対局者は一時退席したものの、対局に影響はなくそのまま続行された。
永瀬九段は次戦で前期名人挑戦者の糸谷哲郎九段(38)と対戦。リーグ2勝2敗とした広瀬九段は豊島将之九段(36)と対戦する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





