しかし、最後に立ちはだかるのはFIFAワールドカップ2026の日本代表メンバーに選ばれた男だ。早川は保田のコントロールが大きくなった瞬間を見逃さずにゴールを飛び出し、間合いを詰めてシュートコースを狭めた。
それでも、ヨーロッパでのプレー経験のある保田は慌てない。左足で股下を正確に狙ってきた。万事休すと思われたが、早川が一枚上手だった。左足を伸ばして右足を折りたたみ、素早く重心を下げる。すると、保田のシュートは確かに早川の股間を通ったが、早川が折りたたんだ右膝をボールに当てる。このわずかなタッチが軌道を少しだけ変え、シュートがギリギリ枠の左外に逸れていった。
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