2018年放送の『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』から続く『青春ブタ野郎』シリーズが、完結を迎える。
思春期特有の感情が「思春期症候群」と呼ばれるさまざまな現象を引き起こす物語は、2025年放送のTVアニメ『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』から大学生編が描かれ、美東美織をはじめとする新キャラクターも登場してきたが、2026年10月16日に公開の『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』では正体不明のネットシンガー・霧島透子をめぐる謎が明かされていく。
本記事では、美織役を務めた石見舞菜香にインタビューを実施。本作や主人公・咲太の印象などについて話を伺った。
——本作では『サンタクロースの夢を見ない』から登場している美織にもいよいよスポットが当たると言いますか。
石見:『サンタクロースの夢を見ない』では美織ちゃんは当事者として関わるというより、咲太くんと並んで話はするけれどどこか俯瞰して見ていたようなキャラクターでした。
『ディアフレンドの夢を見ない』では美織ちゃんがどう関わっていくのかなと思っていたのですが、これまでミステリアスに感じていた部分が大切に大きく描かれていて。こういうことがあったから今の美織ちゃんになったということを、私自身知ることができました。
——本作で新たな発見があったと。
石見:そうですね。美織ちゃんはコミュニケーションも上手ですし、明るいキャラクターでありながらどこか冷めた一面があったと言いますか。すごく冷静に周りを見ている一面があるようなキャラクターで、咲太くんのことも友達ではなくて友達候補として関係作りがされていましたが、その理由も今回深く描かれていると思います。
——シリーズ完結となるストーリーが描かれますが、美織はキーポイントになるキャラクターですよね。
石見:美織ちゃんとしては、これまでも思春期症候群についてしゃべることはありましたが、本作では咲太くんが言葉を引き出したり、ただ話を聞いてくれたり、信じて寄り添ってくれて。
これまでもたくさんの思春期症候群に向き合ってきてくれた咲太くんの姿勢を感じることができました。咲太くんがいて向き合ってくれたからこそ、美織ちゃんが打ち明けられて話すことができたことがいっぱいあったのだと思います。
2人はけっこう似ているよねという描写は『サンタクロースの夢を見ない』でもあったと思うのですが、お互い言葉にせずともなんとなく察してくれる空気感もあったりして。
——収録は咲太役の石川界人さんと一緒だったとお聞きしました。
石見:そうですね。2人での収録は、どのシーンも大事なシーンすぎて、けっこう気を張って収録させていただいていました。
「大人になること」とは?

