
給料・ボーナスに続く社員への第3の還元、福利厚生が今、進化しています。その先、多様化する待遇の先に何があるのでしょうか。企業の新たな取り組みを取材しました。
「第3の賃上げ」進化
都内の牛丼チェーン店。社員が連れ立って利用するありふれた光景です。
こちらの女性が選んだのは480円の「牛めし」ですが…。
20代
「240円です。ありがたいです」
会計にこのカードを使うと、半額になるといいます。
都内の施工管理会社が利用している「チケットレストラン」。専用のカードに毎月、会社と従業員が折半で利用額を振り込むもので、ファミリーレストランやコンビニなど全国で利用ができます。
従業員にとっては、半額で仕事中の食事が食べられることになります。
モバイルでも利用できるようになり、利便性が広がっています。
メリットは食費が浮くだけではありません。
20代
「会社に社員食堂があるだけだと、毎日は利用できないので、そこが外でも使えるというのは、毎日使えて便利かなと」
チケットレストランを導入
サーフ 古川文仁社長
「毎年、新卒なり20代を採用しているんですけど、何とか人材確保をしていくために、福利厚生を充実させることが一番いいのかなと。それで(チケットレストランを)採用しました」
チケットレストランのシステムを提供する企業は福利厚生の充実を、定期昇給、ベースアップに次ぐ「第3の賃上げ」だと位置づけます。
エデンレッドジャパン
天野総太郎代表取締役社長
「非課税スキームを活用して、社員の方々の実質手取りアップに貢献する福利厚生。社員の方々の日々の生活を支える福利厚生を『第3の賃上げ』と命名しまして」
昔は“海外旅行”今は?
くらしの支えになる福利厚生。かつては、こういったものもありました。
バブルの時代には、海外旅行も福利厚生の一環として行われていました。
街の人の思い出にも…。
建設会社勤務(当時) 80代
「海外はアメリカにみんな連れて行ってくれた。お小遣い付き。社員全員。ヒルトンに泊まった」
銀行勤務(当時) 80代
「あちこちに会社の寮や保養所、そこへ休暇を取っていくと安く泊まれる」
時代によって、さまざまな福利厚生。今後は、どのようなものが求められていくのでしょうか。
その一つの形として、先ほどの企業が考えるのが「ハイブリッド型」です。
天野代表取締役社長
「ハイブリッド待遇というものは、時給(昇給)と福利厚生をうまく重ね合わせた待遇の仕方。昇給プラス、我々が推奨するような『第3の賃上げ』、ハイブリッドモデルが今後、ニーズが高まってくるかな」
(2026年10月22日放送分より)
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