
世界で広く使われているプログラミング言語「PHP」に重大な脆弱性が判明、対応するための影響が広がっています。関連するニュースをまとめています。
HIS オンライン予約一時停止

プログラミング言語「PHP」の脆弱性が判明したことを受け、旅行大手のHISが国内外のツアーなどのオンライン予約を一時停止するなど、企業は対応に追われています。
HISは「PHP」の脆弱性に対応するため、21日午後11時ごろから国内と海外の旅行のオンライン予約を停止していました。
クレジットカードによる旅行代金などのオンライン決済も合わせて停止していましたが、修正作業を進めた結果、22日に復旧したということです。
企業の間ではPHPの脆弱性に対応するため影響が広がっています。
外食大手のゼンショーは、21日の夜から「すき家」や「はま寿司」などのアプリ利用を停止していて復旧のめどは立っていません。
また、三菱UFJ銀行は「臨時メンテナンス」のためとしてインターネットサービスの一部を停止しています。(22日14:10配信)
FBIも注意喚起
アメリカのFBI=連邦捜査局も注意と対応を呼び掛けています。一方、オープンAIは2カ月前にPHPの脆弱(ぜいじゃく)性を発見し、防衛の準備を進めていたと発表しました。
FBIは、サイバー攻撃により遠隔操作で機密データやネットワークが侵害される可能性があると注意喚起しました。
すぐにプログラムを更新できない場合はシステムをインターネットから遮断することや、コンピューターが不審な動きをしないか監視することなどを求めています。

オープンAIは、自社のモデルがPHPの重大な欠陥の発見に役立ったと発表し、今後、数カ月こうした発見は急増すると予測しています。
問題の公表前に2カ月間、合同チームで修正などの準備をしていたと明かしました。
攻撃者より先に脆弱性を見つけたことで防衛の準備をする時間ができたとしています。
(22日12:30配信)
PHP 修正版使用を呼びかけ 一部サービス停止する企業も

プログラミング言語「PHP」の脆弱性への対応を巡り、企業などに影響が広がっています。国家サイバー統括室=NCOは、PHPの修正版を使用するよう呼び掛けています。
PHPは企業のホームページなど、ウェブサイトの構築に世界中で広く使われているプログラミング言語で、世界のウェブサイトのうち7割近くが活用しているとされています。
NCOは21日夜に公開されたPHPの修正版を速やかに適用するよう呼び掛けています。
企業の間ではPHPの脆弱性に対応するため影響が広がっています。
外食大手のゼンショーは、21日の夜から「すき家」や「はま寿司」などのアプリの利用を停止していて、復旧のめどは立っていないということです。
また、三菱UFJ銀行は「臨時メンテナンス」のためとしてインターネットサービスの一部を停止しています。(22日12:23配信)
政府 現時点で被害報告なし 高市総理 自身のサイト一時停止
プログラミング言語「PHP」の脆弱性への対応を巡り、企業などに影響が広がっています。
木原官房長官
「PHPを使用したウェブサイトを運営する事業者等におかれまして、速やかに修正パッチ適用を進めることを推奨いたします。今のところ、関係する被害の報告は受けておりません」
木原官房長官は、財務省や厚労省などで一部のコンテンツの公開を一時的に停止していると述べました。
高市総理大臣
「各社ウェブサイト大丈夫でしたか?うちは遮断しました」
高市総理大臣も、21日の夜から自身のホームページを一時停止していました。
自民党の小林政調会長も21日夜、自身のSNSに「PHP言語を使っているワードプレスを利用している」として自身のホームページを即刻停止したと投稿しました。
政府は修正版を使用するように呼び掛けています。(22日12:24配信)
米でも警告 ファイルやデータベースに直接アクセスの恐れ
世界で広く使われているプログラミング言語「PHP」に脆弱性が見つかった問題を巡り、アメリカのNSA(国家安全保障局)は緊急の対応を呼び掛けました。
NSAは21日、PHPの脆弱性によりサーバーのファイルやデータベースに直接アクセスされる恐れがあると警告しました。
そのうえで、PHPを使用するすべての組織に対して修正プログラムが公開され次第、直ちにアップデートするように求めました。
また、対応が難しい場合は脆弱性が完全に解消されるまでシステムを一時的にオフラインにするように推奨しています。(22日1:17配信)
PHPに脆弱性 webサービスなど停止 修正プログラム公表
世界で広く使われているプログラミング言語「PHP」に極めて重大な脆弱性が見つかった影響で、様々な企業のホームページやサービスが休止状態となっています。
PHPは企業のホームページや管理画面など、ウェブサイトの構築や運用に世界中で広く使われているプログラミング言語で、世界の全てのウェブサイトのうち、7割近くが活用しているとされています。
今回見つかった欠陥は、放置すると外部から不正に侵入される恐れがあり、PHPの開発チームは21日午後11時前に危険性を解消する修正プログラムを公開しました。
政府の国家サイバー統括室は修正プログラムを可及的速やかに適用するよう呼び掛けています。
(21日23:59配信)

世界的プログラミング言語に欠陥
「PHP」 EUはウェブサイト停止の検討をと警告
EU=ヨーロッパ連合は21日、インターネット上で広く使われているプログラミング言語「PHP」に重大な欠陥が見つかったとして、修正プログラムを適用できない場合はウェブサイトを停止するよう警告しました。
PHPは、企業のホームページやオンラインショップ、管理画面など、ウェブサイトの構築や運用に世界中で広く使われているプログラミング言語です。
欠陥が見つかったのは「PHP5」以降のバージョンで、危険度の評価は最高レベルに近い「9.2」で、放置すると外部からサイトへ不正に侵入される恐れがあるということです。
PHPの開発チームは日本時間の21日、午後11時に危険性を解消する修正プログラムを公開すると発表しました。
これを受けて、EUの当局は各組織に対し、修正プログラムの即時適用に向けた準備を強く呼び掛けています。
すぐに修正を行えない場合は、対象のウェブサイトやシステムをインターネットから隔離し、一時的に停止することを検討するよう警告しています。(21日23:08配信)
高市総理「速やかに対応の準備を」
プログラミング言語「PHP」に脆弱性

高市総理大臣はプログラミング言語「PHP」の重大な脆弱性について修正プログラムで速やかに対応する準備を進めるよう呼び掛けました。
高市総理は「今夜に対応して頂きたい大至急のお願い」として「午後11時に公開される修正パッチについて、可及的速やかに適用できるよう準備をお願いします」と自身のXに投稿しました。
「PHP」は多くのウェブサイトで使われているプログラミング言語でPHPのセキュリティチームが、重大な脆弱性に関する注意喚起を行い、21日午後11時に修正プログラムを公開する予定です。
国家サイバー統括室は修正プログラムの適用が困難な場合、ウェブサイトを一時的に停止することも有効策だとしています。(21日23:07配信)
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