中室氏によると、実はこの「試験日周辺になると親戚の訃報が相次ぐ」という現象は、海外でも学術的に研究されているという。
「試験日になると『お祖母様が亡くなった』と申告してくる学生があまりにも多いので、どういうことだろうと思っていた。ダン・アリエリー先生という有名な行動経済学者が、本の中で『学期の終わり頃になると、学生の親戚の訃報が相次ぐ』『1学期あたりの平均で学生の約1割が親戚(だいたいの場合で祖母)が亡くなったと締め切りの延長を求めてくる』と書いている。行動経済学の大家であるダン・アリエリー先生ほどの学者であっても、同じ目に遭っているのだと感じた」
「そしてダン・アリエリー先生の本の中で、ある生物学の先生が祖母が亡くなる確率と試験日の因果関係を検証した論文を発表しているとも書かれている。その論文では、『中間試験の前に祖母が亡くなる確率は通常の10倍』『期末試験の前に祖母が亡くなる確率は19倍』『成績が芳しくない学生は50倍』と明かされている」
下村彩里キャスターから「データを見ても明らかに試験を受けたくないから休んでいる。これは確信犯では」と指摘されると、中室氏は「そういうことですね」と頷いた。
中には本当に祖母を亡くした学生がいる可能性も?こんな記事も読まれています
