しかし、中には本当に祖母を亡くした学生がいる可能性もある。これについて中室氏は、日頃の授業態度や事前のやり取りで見分けがつくと指摘する。
「大学の授業は(1学期あたり)15回くらいあり、真面目な学生は毎回ちゃんと授業に出て質問をしてくる。そういう学生の場合は『先生、今ちょっと家族の具合が悪いので、来週授業に出られないかもしれない』と事前に言ってきて、『そうですか、それは大変でしたね、また来週フォローアップしましょうね』となるので分かる」
「そうではなく、もうずっと授業に出てきていない中、急に試験日に『祖母が亡くなりました』と言ってくると、それは祖母の問題ではなくあなたの問題では?となる」
最後に中室氏は「我々も熱心に教育活動に取り組んでいるので、真面目に取り組んでいる学生の姿はよく分かる」とした上で、データの重要性を強調し「人間は嘘をつくが、データは嘘をつかない。ちゃんとデータを見れば、何が起こっているかは分かるので、学生たちには頑張っていただきたい」と締めくくった。
(『わたしとニュース』より)
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