TVアニメ『凶乱令嬢ニア・リストン 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録』が、10月6日より放送中。「神殺しの英雄」と呼ばれた武人が、病に倒れかけた令嬢ニア・リストンの身体に転生。第二の人生が始まり、貴人の令嬢として振る舞いつつも秘密裏に戦いに身を投じていく。
本作のポイントとして、リストン家が家業とする「魔法映像(マジックビジョン)」が挙げられるだろう。魔晶板というタブレットのようなアイテムに番組が映し出されるという、現代におけるTVや配信の番組のようなもので、ニアも番組に出演して人気を集めつつ、「魔法映像」自体の普及を目指していくことになる。
ニアを演じる声優の井上ほの花に実施したインタビューより、本記事では「魔法映像」を始めとした設定面の印象や、TVアニメの注目ポイントについての話をお届けする。
——浮島が数多くあるファンタジー要素に加えて、「魔法映像」がリストン家の事業として営まれているという設定も独特な作品だと感じました。そういった設定周りの印象はいかがでしょうか?
井上:(TVアニメの)第2話と第3話には「劇団氷結薔薇(アイスローズ)」が出てきますが、劇団員を演じるキャストに向けて音響監督さんから「品をすこしだけ上げてください」というディレクションがあって、そのくらい品がある世界観なのだと感じました。映像もとっても美しくて吸い込まれるようで、スタッフの方々の細かいこだわりが詰まっていると思います。
——たしかに、王都の街並みも近世ヨーロッパ的ですよね。
井上:そんな品のある世界でニアは戦いを求めていて(笑)。そういう意味でのギャップがすごく面白いです。
——品がある世界観だからこそ目立つ要素になるわけですね(笑)。ちなみに井上さんとしては、華やかな王都と、ちょっと田舎ではあるけれど落ち着いたリストン領では、どちらがお好みですか?
井上:うわー! 難しいですが……行ってみたいのは王都です(笑)。とても綺麗に描かれていますし、飛行船にも乗ってみたいですね。
——続いての質問ですが、ニアの両親も家業として、作中の世界で新規事業の扱いとなる「魔法映像」に関わっています。もしも井上さんご自身が『ニア・リストン』の世界で「魔法映像」の放送局を持ったとしたら、どんな番組を作りたいですか?
井上:『ニア・リストン』の中でも男女の恋愛ものは流行っているようですが、こちらの世界で流行っているような恋愛リアリティーショーはまだ作られていないと思いますので、それをやってみたいですね! 『ロミオとジュリエット』のように階級が違っていても恋愛はできるのか、みたいな。
恋する人間同士に階級としての差があったり家柄が対立していたりという作品は海外にも多いと思いますので、意外とウケるのかなと。
——シェイクスピアの時代から続く普遍的な要素と、現代的なリアリティーショーの要素を交えると。原作では「魔法映像」を見るための魔晶板をいかに普及させていくのかというところも描かれていたので、貴人にも庶民にも訴求できそうなテーマでいいですね!
井上:そうですね、どういった恋愛に発展するのかな……みたいな。
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