『君の名は。』をきっかけに飛騨市を訪れる楽しみは、作品のモデルとなった場所を巡るだけではない。飛騨古川の町並みを歩き、瀬戸川沿いの白壁土蔵街を散策し、地元のお店で食を楽しむことも魅力だ。作品が公開された10年前から同市にもさまざまな変化があり、新しいお店や観光スポットも生まれている。
作品をきっかけに飛騨を訪れるファンと、地域で暮らし、働く人たちとの間には、この10年でたくさんの出会いや思い出が生まれてきた。さくら物産館の大嶋礼子氏は、「公開から10年が経った今でも色褪せることなく、多くの方に愛され続けている作品だと感じている。今でも新しいファンの方が飛騨市を訪れてくれることを、とても嬉しく思う」と語る。
また、味処古川の森芳子氏は、「国内外を問わず、今でもたくさんのお客様が飛騨市を訪れてくれている。中には、作中に登場する時間帯に合わせて訪れるなど、作品をとても大切にされている熱心なファンの方もいた。美味しい五平餅を用意して待っているので、ぜひ遊びに来てほしい」と呼びかけている。
『君の名は。』は新海誠監督による2016年8月26日公開の大ヒットアニメーション映画。東京に暮らす男子高校生の瀧と、飛騨地方の田舎町に住む女子高生の三葉の身に起きた「入れ替わり」という謎の現象や、1200年ぶりに地球に接近する彗星をめぐる出来事を美しい映像で描いた奇跡の物語である。
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