■クリエイター保護の法律が存在しない「エアポケット」深澤弁護士が語る法構造
プラットフォームによる収益化停止の判断や、クリエイターが置かれた立場について、IT法務に詳しい深澤諭史弁護士は法律上の構造的な問題を指摘した。
深澤氏は「法的にプラットフォームの問題は法律上エアポケットのような未整備な部分がある」と前置きし、次のように解説した。
「会社と労働者であれば労働法、個人事業主ならフリーランス法、一般消費者なら消費者法があり、法律が力関係を修正している。しかしながら、YouTubeのようなプラットフォームについては、参画するクリエイターを保護する法律はない。YouTube側はクリエイターに頼んでいるわけではなく『やりたければうちの場所を使っていいよ』という取引のため、ある意味で対等な取引になる。したがってYouTubeとしては、どのチャンネルを収益停止にするかも、規約を判断するYouTube側がある程度自由に決められてしまう」。
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