GMOインターネットグループの不正アクセス問題をめぐり、2日に行われた記者会見で、熊谷正寿代表が創業以来31年間の歩みや企業理念を語る中で声を詰まらせ、涙を流す一幕があった。「すべての目標はお客様の笑顔である」とする社是・社訓に触れた際や、セキュリティ事業への思いを語る場面で感情が込み上げ、頬を涙が伝った。
■「すべての目標はお客様の笑顔」語り声を詰まらせる
会見の中で、熊谷代表は顧客への姿勢について「私たちができることは全て行いたい。少しでも信用回復につながるように全力で実行せよと指示を出している。全グループ8300人、真摯に向き合い、解決せよと指示を出している」と説明した。
自身について「1995年のWindows95から事業を開始し、今年で31年間この産業に関わってきた。この産業を仲間とともに世の中のためになる素晴らしいツールとして残していきたいと、真摯に事業に向き合ってきた」と振り返った。
続けて、グループの社是・社訓である「GMOイズム」に言及。「その中で、すべての目標はお客様の笑顔である。その笑顔を見て私たちは誇りを持ち、その笑顔の循環で……」と口にしたところで涙ぐみ、時折声を詰まらせた。
熊谷代表は言葉を絞り出すように、「目的ではなく結果としての利益で株主様も笑顔になると31年間ずっと言い続けてきた。私は31年間、一度たりとも儲かる、儲けるという言葉を使ったことがない。パートナー(社員)に確認してほしい。『お客様に喜んでもらいなさい、だから一番いいサービスを作りなさい』と、そういったこと以外にない」と語った。
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