未解決のタクシー運転手強盗殺人…犯行時刻や場所に“共通点”
警察庁によれば、タクシー強盗に関してはピークの2003年から、一時は4分の1にまで減少し、検挙率は90パーセント以上としている。未解決事件は1999年から2010年に集中している。
2001年7月、福岡県・田川市では大井房男さん(当時50)が背中などを刺され死亡した。2002年3月、東京都・江戸川区では、個人タクシーの男性(54)が車内で殺害されているのが発見された。現場から運転手の右足の靴がなくなっており、情報提供を呼び掛けている。2002年11月、東京都・東久留米市では、タクシー運転手(当時75)が胸などを刺され死亡。タクシーのそばに倒れており、車外に出たところで刺されたとみられ、売り上げがなくなっていた。
2003年3月、埼玉県・蕨市では、個人タクシーの男性(当時54)が胸などを刺され、現金を奪われ殺害された。客を降ろした900メートル先、次に乗せた客が犯人とみられている。2006年12月、北海道・函館市では、八木橋朋弘さん(当時42)の車が函館の港付近で見つかる。遺体はトランクの中に入れられ、刺された傷があった。2010年5月、神奈川県・平塚市では、新幹線の高架下に停まっていたタクシーのトランクから、運転手の荒井庄次郎さん(当時62)が首を切られて死亡しているのが見つかった。車には火がつけられていた。
これらの事件には共通点がある。犯行の推定時刻は深夜か早朝が多く、犯行の場所は人気のない場所だ。犯人はあらかじめ犯行場所、逃走経路を用意周到に計画したうえで、行き先を告げたのだろうか。
犯罪白書によると、殺人事件の多くは顔見知りによるものとされる。しかしタクシーの客はほとんどが見知らぬ他人。さらに当時はドライブレコーダーや車内カメラは搭載されておらず、これらの事情が捜査をより困難にさせている。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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