炊飯器でパスタを作る!? Z世代でコンロキャンセル界隈急拡大…専門家が指南するほったらかしレシピと“しない方がいい”料理

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■「放っておける一発調理」で家事負担を軽減

 こうしたコンロを使わない調理法を以前から取り入れているのが、てまぬきレシピ研究家の菅田奈海氏だ。2児の母で、著書『すがたなみのてまぬきレシピ』(ワン・パブリッシング)ではコンロを使わないレシピなど、調理の手間を省くレシピを紹介。SNSでも様々な料理を発信している。

 菅田氏は自身の料理について「材料を入れて放っておける“一発調理”。電子レンジでも炊飯器でもトースターでも。『調味料もかけてそのままできる』みたいな料理が多い」と話す。

 そんな菅田氏がコンロキャンセル調理に目覚めたきっかけは子育てだった。「子どもが生まれたばかりだったので、付きっきりの料理が難しく、『炊飯器でご飯とおかずが一緒にできたらいいな』『煮込み料理だったら、炊飯器なら目を離しても大丈夫か』とか」と当時を振り返る。

 この調理法が向いている人については「今は共働きの両親が多いと思うので、子どもを持つ家庭で『料理に手をかけられないけど栄養を採りたい、おいしいものを食べたい』『一人暮らしでキッチンが狭く思うようには料理できないけど、おいしいものを食べたい』という人たち」と話した。

 さらに、使う家電によって得意な調理法が異なるという。「“炊飯器”は蒸したり煮たり、長時間煮込む時に(鍋のそばに)ついていなくていいのが利点。“電子レンジ”は蒸したり煮たりもあるけど、ラップをしないで使うことで揚げたり焼いたりもできる。“トースター”は同じように揚げたりもできるが、主に焼いたりすることが多い」。

 そんな菅田氏が繰り返し作っているという自信作が「炊飯器で作るタッカンマリ風」(4人分)だ。鶏の手羽元10本(塩小さじ2でよく揉み込んだもの)、生姜1かけ(薄切りに)、じゃがいも5個、水700mlを炊飯器に入れ、早炊きモードで30〜40分加熱するだけで完成する。これを試食したSHELLYは「炊飯器で作ったとは思えない。簡単すぎませんか?塩をもみ込むだけって。これだったらやる!おいしい!すごい旨味って感じです。鶏の出汁がすごく出ていて、お肉がホロホロ」と絶賛。

 また、「電子レンジで作るキーマ豆カレー」(4人分)も紹介。豚ひき肉200g、トマト缶詰1/2、玉ねぎ1/4、焼肉のたれ大さじ1に加え、下ゆでした豆100g、カレールー2片、水150ml、そして風味付けのクミンパウダー小さじ1を用意。作り方は、玉ねぎを細かく刻み、豚ひき肉、トマト缶詰、焼肉のたれと一緒に大きめの耐熱容器に入れ、お肉をしっかりとほぐしながら全体を混ぜ合わせたら、下ゆでした豆、カレールー、水、クミンパウダーを加える。そして容器にふんわりと軽くラップをかけ、600Wの電子レンジで15分加熱。加熱後はやけどに注意しながら取り出し、底から全体をしっかりと混ぜ合わせてカレールーを溶かし込めば完成。これについてもSHELLYは「豆がホクホクで柔らかい。カレーと一緒にとろっと溶けていく感じ。すごく食感がいい。これすごくおいしいですね」と驚きを口にした。

 こうしたコンロキャンセル料理にSHELLYは「料理をしているとそこに付きっきりになってしまうので同時進行ができない。(コンロキャンセル料理は)この15分の間に他のことができるので助かる。包丁とまな板だけで料理をすることが多いけど、こういう調理家電系はうまく使えたらいいなと思う」と語った。

コンロを使った方がいい料理とは?
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