怪談界の巨匠にして、自らも数多の怪奇体験を持つ俳優・稲川淳二による『稲川淳二の真・恐怖夜話』が放送された8月16日深夜、視聴者の間では彼の語ったある恐怖エピソードが、多くの注目を集めることとなった。
全5夜連続放送の2日目となったこの日、稲川が語ったのは『死神の匂い』『やせていく子供たち』『落武者の兜』『死を語る写真』『ユセフさんのラジカセ』『飯場の霊』『死の伝令』の7つの怪談。そのいずれもが、もはや説明不要の恐怖を覚える内容となったことは言うまでもないが、そうした中で多くの視聴者を絶叫させることとなったのは、『死神の匂い』。