中国で開発中とされていた、道路をまたぐ超巨大バスが「大掛かりな投資詐欺」ではないかと指摘するネットなどで声が上がっている。このことに関して、24日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、専門家に話を聞いた。

1台に1200人も乗車できることで、中国の道路渋滞や大気汚染の改善につながると、実現化に期待を寄せる声が上がっていたが、中国メディアによると、メーカー側が投資家から出資を募り、日本円にしておよそ15億円以上集めたにもかかわらず、現在連絡がつかない状況にあるという。『AbemaPrime』番組スタッフもメーカーの広報担当者に連絡を試みたが、留守電に転送され、連絡がつかないことが確認された。

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外国人の犯罪に詳しい元・警視庁刑事で、外国人犯罪対策講師として活動する坂東忠信氏は、最初のバスの報道を聞いた時点で「無理だろう」と直感的に思ったという。

坂東氏は、高さが5m未満でトラックの通過が可能なのかといったことや、カーブを曲がる際の問題、また上海は道路の整備状態がよくなく、枕木や砂利などがない中でレールを渡して陥没しないのかといったことなど問題が山積みだと指摘する。また、メーカーの代表の1人が、以前別の名前で「稲の苗」の投資ビジネスを行っており、そこで大きな損失を出していたことが発覚したことが、今回の騒動につながっていることにも言及した。

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さらに番組では、自動車工学などが専門である早稲田大学理工学術院の教授、大聖泰弘さんと電話をつないだ。

大聖さんは現在の中国の状況から、大量輸送システムは必要だが、「技術的に詰めないといけない点が多く、検討が不十分だと思った」と、坂東氏同様、プロジェクト実現自体のハードルが高いという感想。また、今回のプロジェクトにおいて、上海交通大学といった「中国のトップクラスの大学が保証している」という謳い文句だったことも疑問視し、専門家である教授たちがどういう技術を評価したのかも不思議だとした。

そして、「もし現実的に、走れるようにという依頼があった場合は?」という質問に対しては、モノレールのような既存の道路に柱などを立て、立体的に分離する「新交通システム」と呼ばれる仕組みが、コスト面や安全面などからも適切ではないかという見方を示している。

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