2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)に向けたアジア最終予選が、ついに始まった。AbemaTV『AbemaPrime』では8月31日に続き、フランスワールドカップ日本代表、城彰二氏が出演し、試合を振り返った。

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日本代表のW杯アジア最終予選の初戦・UAE戦は、1日に埼玉スタジアム2002で行われた。前半、FW本田圭佑のゴールで先制するも、直接FKで同点に。後半8分にはPKで決勝ゴールを決められ、2-1の黒星スタートとなった。

城氏は、「最悪な結果ですね。初戦は非常に大事」と厳しい表情。そして、「でも今日の試合をみると、日本が圧倒したんです。勝てる相手でした」と、悔しがった。

勝敗を分けたものについては、「決定力」と指摘。ただ、「審判の笛というのがちょっと向こうびいきになっていたような気がした」ともいい、後半32分、途中出場のFW浅野拓磨がフリーで放ったシュートで、ボールがゴールラインを割っているんですけど、審判は“GKがライン上ではじき出した”と判定し、ノーゴールとなったことに言及。このことはネット上でも大きな話題になっており、城氏も「ゴールが入っている感じになっているんですが…」と首を傾げるが、

「ただ審判は絶対ですから。でも、それにしてももっとチャンスを決めれば良いという話です。もう切り替えるしかない」

と前を向いた。

これまで初戦に負けて、W杯に出場したチームはない。しかし、最終予選は10試合中1試合が終わっただけ。まだまだ一喜一憂する状況ではない。

なお、日本の次の対戦相手はタイ。城氏によると、タイは2次予選を、強豪・イラクを上回るグループ1位で突破したチーム。タイ代表チームの活躍に国民は関心があるので、試合には6万5000人のタイの国民が詰めかけるという。日本代表にとって「完全アウェー」だ。しかし、城氏は、

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「過去の対戦を見ても(会場には)独特の雰囲気があって、芝生も悪い。そうすると(日本)選手のピッチもあがらない。ただもう初戦負けてますから! 次負けてしまったら、もう精神的に絶望的にもなるので、とにかくどんな内容でもいいから勝ち点をとるということで」

と力を込めた。なお、浅野のシュートについて、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、試合終了後、アジア・サッカー連盟(AFC)に抗議する意向を示していたという。

アジア地区最終予選、タイとの試合は、来週火曜日、よる9時からテレビ朝日系列で放送される。

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