奨学金制度を利用する学生増加 浮き彫りになる問題点 2016/09/08 09:00 拡大する 1943年、大日本育英会によって創設された奨学金制度。当初は、無利子でお金を借りられる制度だった。その後、利子つきの奨学金制度も導入。条件もゆるくなり、より多くの学生が利用できるようになった。しかし、卒業後に奨学金を返済できない人が増加した。2001年、小泉構造改革の一環として育英会は廃止され、別の組織に。返せなくなった若者の家には督促状が届くようになり、就職先には催促の電話、さらには財産の差し押さえにまで発展した。 続きを読む 関連記事