リオ五輪で大活躍した女子体操選手が、米メジャーリーグの始球式で圧巻のパフォーマンスを披露した。
9月4日に米ニューヨークのシティーフィールドスタジアムで行われたニューヨーク・メッツ対ワシントン・ナショナルズ戦の始球式に登場したのは、リオ五輪の女子体操団体総合で金メダルを、女子平均台で銀メダルを獲得した体操選手ローリー・ヘルナンデス(16)さんだ。
大勢の観客が見守るスタジアムで、彼女は落ち着いた様子でマウンドに立つと、見事な側転を披露し、そのままの流れで投球。ただボールを投げるだけではなく、メダリストならではの見事な側宙を披露して会場を沸かせた。
彼女は見事な投球を見せて満面の笑顔を見せると、インタビューに対し「初めて始球式に参加することが決まって、“そうだ、側宙をしよう”と思ったんです」と無邪気に語っている。
他にも、身長5フィート(約152センチメートル)と小柄な彼女が、身長6フィート6インチ(約201センチメートル)というメッツのノア・シンダーガード投手と並んで撮影した記念写真などもネット上で公開されている。