12月3日、韓国で6週間連続の朴槿恵大統領退陣要求デモが行われた。この日のデモは、これまでで大統領官邸から最も近い「100メートル」の距離まで接近することが許された。前週は200メートルだっただけに、随分と近づいた形となる。現地の様子について、時事通信ソウル特派員の原田憲一氏が同日放送の『みのもんたのよるバズ!』(AbemaTV)に出演、現地のリポートを行った。
 100メートルまで近づけたということは、これまで平和的にやってきたことも影響しているという。警察との衝突なども特に大きくは発生していないことからより距離が縮まったようだ。そして、3日のデモ隊のコールは「即退陣」という声だという。弾劾には時間はかかる可能性もあり、4月まで伸びるといった見方もある。となれば、それまでこういったデモは続くのでは、との見通しを示した。