安倍晋三総理大臣は5日夜、今月26日・27日にハワイを訪問しバラク・オバマ大統領と首脳会談を行い、合わせて真珠湾を訪問することを発表した。
今月8日に真珠湾攻撃から75年を迎えるが、現職の総理大臣が現地を訪れ、犠牲者を慰霊するのは初めてとなる。今回の決定の裏側を、テレビ朝日政治部・総理官邸担当の吉野真太郎氏が解説した。
ーー突然とも言えるこの発表は、なぜこのタイミングで行われたのか?
吉野:安倍総理が会見でも言っていたとおり、前から考えていたことで、取材する中でも、この2ヶ月くらいで動きが本格化しているのでは、という感触があった。そして、その発表が5日となった。