きのう開かれた日ロ首脳会談は、プーチン大統領が2時間40分も遅れて到着するという波乱の幕開けとなった。安倍総理の地元・山口県長門市の老舗温泉旅館を会場に開かれた会談で焦点となっていたのは、5月に日本側が提案した、北方四島への日本企業進出を含む「共同経済活動」や、元島民らが自由に訪問できる「自由往来」の実現を合意できるか、といった事項。さらに、その合意が領土問題の解決と平和条約の締結につながるものだと確認できるかにも注目が集まっていた。