不時着事故を受けて休止されていたオスプレイの空中給油訓練の再開が5日、沖縄県の翁長知事に通告された。
翁長知事は「県民に寄り添うと言いながら、米軍の要求を最優先する政府の姿勢は信頼関係を大きく損ねるものであり、強い憤りを感じております」と話し、事故原因が完全に究明されていない中での訓練再開の通告に憤りを隠さない。
普天間基地の移設先として、辺野古の海ではすでに工事が進められており、移設が完了すればオスプレイが上空を飛び交うことになる。周辺地域の沿道には移設反対を訴えるテントがずらりと敷かれている。空中給油訓練の再開について座り込みを続ける女性は「信じられません。米軍の言っていることを鵜呑みじゃないですか。飛ばすのは沖縄の上空ですよ!」と話す。