4月の大統領選に向け選挙キャンペーンが本格化するフランス。「極右の女王」とも言われ、世界中から注目を集めている候補者が、右翼政党『国民戦線』のマリーヌ・ルペン党首(48)だ。
 『国民戦線』の創始者で初代党首のジャンマリー・ルペン氏を父にもち、弁護士から政治家に転身、2011年には党首に就任した人物だ。
 ルペン氏はSNSでも精力的な情報発信を行っており、Twitterのフォロワーは127万人以上にのぼる。Tweetの内容は「集会で会いましょう」「国を愛する全ての人は我々に加わって下さい」といったもののほか、「フランス人が決断を下せず自由ではないのはEUのせいだ」「EUと対決できるのは私だけだ」と、欧州連合(EU)からの離脱も訴えるものもある。