12月18日に開催された「PANCRASE 283」で、期待の23歳、松嶋こよみがマルロン・サンドロと対戦し1R2分51秒TKOで日本のリングで初の黒星を喫した。
 試合は、ラウンド序盤積極的に攻めた松嶋に対して、じっくりみながら無駄のない攻撃とラッシュで、試合をまとめた大ベテラン、サンドロの上手さが目立つ展開となった。
 若くしてキック、柔道、レスリング、極真がベースにあるオールラウンダー、松嶋こよみ。昨年の修斗新人王が迎えたパンクラス2戦目。プロデビュー以来5連勝、その後PXCのリングでロランド・デイにKO負けで初黒星を喫したが、初参戦のパンクラスでフェザー級の上位ランカー、牛久絢太郎に勝利と、日本でも最も勢いのある若手ファイターの一人。