「国民の苦難軽減」という精神のもと、1922年に結党された共産主義政党「日本共産党」。戦後の一時期は、"武装闘争路線"を採り、安保闘争などにも関わっていたとされる同党は、今年で結党95年を迎えた。日本の政党の中では最も古い歴史を持ち、現職の国会議員が35人、地方議員がおよそ2800人所属している。
 2013年のネット選挙解禁以降、インターネットでの発信を強化したことで、近年躍進を続けている同党だが、その内実はあまり一般には知られていない。そこで今回、東京都渋谷区にある本部を訪れ、話を聞いた。