UFCに次ぐ勢いを見せている総合格闘技「Bellator」(ベラトール)。近年さらにナンバー大会の開催数が増えているが、日本での中継が本格始動して1年、改めてベラトールのリングで本当に強いヤツをKOシーンと共に紹介したい。
マイケル・チャンドラー(USA)ライト級
昨年6月の「Bellator 157」マイケル・チャンドラー対パトリッキー”ピットブル”フレイレのライト級王座決定戦での1R右ストレート一撃KO。
UFCに参戦していないファイターの中でも最強との誉れ高いチャンドラーの強さを実感した戦慄のKOシーンの1つ。
なお2016年11月には元UFCライト級王者、ベンソン・ヘンダーソンの挑戦も判定で勝利し退けている。
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)ライト級
チャンドラーに昨年KOされたパトリッキー・フレイレも「Bellator」を代表するKOアーティストの一人。中でも昨年の「Bekkator148」での鉄人2世、ライアン・クートゥアー戦での左フックは昨年のベスト・オブKOシーンの1つに挙げられた。
近年の戦い方をみていると「KOされるかKOするか」という試合も目立つフレイレ、今年2月のジョシュ・トムソン戦でも1Rで鮮やかにKOを奪い、2R低空右アッパーで撃沈している。
マイケル・ペイジ(イギリス)ウェルター級/ミドル級
「Bellaor」の本当に強いヤツ、最後はチャンドラーに続いてもう一人のマイケル、MVPこと「ポケモン野郎」ことマイケル・ペイジ。イギリス出身のペイジはここまで2012年のMMAデビュー以来12戦全勝。「Bellaor」のリングでも8戦中5戦でKOないしTKO決着を上げている。
なかでも「閲覧注意」級のキケンなKOシーンは昨年2016年6月のエヴァンゲリスタ・サイボーグ戦での、相手のパンチに合わせるよに放った膝一閃。
勝利後のポケモンGOパフォーマンスばかりが話題になったが試合後、サイボーグの額が陥没するというショッキング映像が公開され、ペイジの膝攻撃の恐ろしさが世界中を駆け巡った。