2016年10月に史上最年少の14歳2カ月でプロ棋士となった藤井聡太四段(14)が、若き実力者と激突する。
7人のプロ棋士と対決する「藤井聡太四段 炎の七番勝負~New Generation Story~」の初戦、藤井四段は「関東の天才」とも呼ばれる増田康宏四段(19)に95手で快勝し、早くもその実力を見せつけた(第一局はオンデマンドで視聴可能)。
中盤から終盤に移る場面で見せた勝負手「9七玉」は、解説を務めた師匠の杉本昌隆七段(48)も「あれが勝因」と明言。ネット上では、予想外かつ鮮烈な一手に視聴者から「すごいものを見た」「語り継がれる」など驚きの声が相次いだ。
わずか一局で将棋ファンの心をつかんだ藤井四段の次なる相手は、昨年タイトルをつかみかけた実力者、永瀬拓矢六段(24)だ。永瀬六段は昨年、羽生善治三冠(46)の持つ棋聖のタイトルに挑戦、先に2勝し王手をかけた。その後連敗し奪取できなかったが、その実力は折り紙つきだ。本人も対局に向けて「10歳年下の棋士と指すのは初めて。その点でも楽しみ。藤井四段は天才と呼ばれているので、頑張りたい」と意気込んだ。
勝負の見どころは、受けの名手・永瀬六段に、藤井四段の攻撃がどこまで通じるかだ。第一局に続き、聞き手を務める中村桃子女流初段は「第一局でもすごい将棋を見せてもらった。永瀬先生は受けがしっかりしているので、終盤のしのぎ合いが見たいです」と期待した。
14歳の新星と若き実力者の対局は午後7時から放送される。
(C)AbemaTV
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— AbemaTV@今日の番組表から (@AbemaTV) March 16, 2017
藤井聡太四段が「鬼軍曹」永瀬拓矢六段と対決!
19日夜7時~放送▷https://t.co/DBoTz5lqmB
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