映画『仁義なき戦い』シリーズや、テレビドラマ『警視庁捜査一課9係』シリーズ(テレビ朝日系)で人気の実力派俳優・渡瀬恒彦さんが14日、胆のうがんによる多臓器不全のため都内の病院で亡くなった。72歳だった。渡瀬さんは、2015年の夏頃に体調不良を訴えて検査をしたところ、胆のうに悪性腫瘍が見つかり、都内の大学病院に入院。その後は5ヶ月間仕事を入れずに抗がん剤投与と放射線治療を受けていた。最近は回復傾向にあり、仕事復帰に意欲をみせていた矢先だったという。