福井県の浄土真宗本願寺派「照恩寺」で始まった新たな法要の形、"テクノ法要"が話題を呼んでいる。考案したのは、17代目住職の朝倉行宣氏。「作品として見てもらいたい訳ではなく、仏様の教えに触れるきっかけにして欲しい」と話す。
 テクノを使う理由は「YMOを最初に聞いた時に、この音はこの世のものではない、すばらしい、かっこいいと思ったから」。実は朝倉氏、20代の頃はDJとして活躍しており、その時の経験を活かして音も映像も自身で制作。照明器具は手作り。線香の煙でスモーク効果を演出、Perfumeのファンで、舞台装置を参考にしているという。