安倍内閣が内閣は「最大のチャレンジ」として掲げた「働き方改革」。政府がまとめた"実行計画"に対し、強い危機感を示す論者たちが28日、「働き方改革に物申す院内集会」を開催、"1億総安心労働社会の実現"を訴えた。
出席したのは常見陽平氏(千葉商科大学専任講師)のほか、おおたとしまさ氏(育児・教育ジャーナリスト)、赤木智弘氏(フリーライター)、中川淳一郎氏(ウェブ編集者)。
集会終了後、常見氏は取材に対し、政府の「働き方改革実現会議」の議論の内容について「未来の働き方を考える場だと捉えていたが、結局は昭和の時代の働き方の話に終始していた。労働時間をどうするかも大事な問題ではあるが、今後10年先、20年先の日本の働き方を作っていくという議論には全くならなかった」と批判。