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 4月14日で熊本地震から1年が経つが、4月7日から同9日まで「くまもと復興映画祭」が熊本市で開催される。オープニングイベントでは、くまもと復興映画祭のディレクターであり、熊本出身の行定勲監督が手掛けた「うつくしいひと サバ?」が上映された。

 同映画には熊本で人探しをするフランス人が出演。主演の高良健吾がその手助けをする中で、震災後、復興にむけて頑張る人たちに出会っていくという内容だ。撮影は震度7を2度観測し、被害が最も大きかった益城町を中心に行われ、震災前の熊本の美しさを伝えるために行定勲監督が制作した「うつくしいひと」の続編にあたる。

 行定監督はこの作品について「この1年、熊本県民の方々はものすごく復興を頑張ってきた。この1年は彼らにとって長かったと思うし、私にとっても長かった。前作の『うつくしいひと』は復興前の美しい風景を残すことが出来た。だから今作は、震災後の風景、そして復興に携わる人たちの感情を未来の熊本に生きる人に残したい。そういう意味があります」と説明した。

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 また被災直後の熊本で撮影する批判について「批判はあまり無かった。ただ被災地の様子がテレビ等で見るよりも悲惨だったのでスタッフのなかには撮っていいんだろうか?というような躊躇がありました。しかし、僕自身は今のこの風景は絶対に未来に残さなければならない風景だと確信していたのでスタッフに協力してもらいました」と語った。また、撮影は復興の工事と並行して行われたといい「その工事を止めないようにはしていました」と振り返った。

 行定監督のファンを公言する文筆家の古谷経衡氏は「被災後に現地で映画を撮るというのは、普通であれば躊躇してしまうことかもしれない。それを早い時期にしたということに行定勲監督の覚悟を感じることが出来た」と感想を述べた。(AbemaTV/AbemaPrimeより)

(C)AbemaTV

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