熊本地震から1年。後に「前震」とされた、昨年4月14日午後9時26分に起った地震では、気象庁がこれを「本震」と認識、強い余震に警戒するとしながらも、基本的には収束していくとの見方を示していた。しかし、16日未明、「本震」とされた14日の地震よりも強い揺れが熊本地方を襲った。気象庁はこの地震こそが「本震」で、14日の地震は「前震」であったと発表、気象庁の担当者はこの事態に「非常に難しい問題であり、地震が起こったその場で次にさらに大きな地震が起こるかどうかを予測するのは地震学上困難」と答えた。