トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ」のBLACK DIVISION 21・22回戦が4月17日、AbemaTV麻雀チャンネルで放送され、藤田晋(サイバーエージェント社長)と、平賀聡彦(最高位戦日本プロ麻雀協会)がトップを取り、それぞれ順位を上げた。
21回戦は、序盤から藤田がスパート。親番の東3局ではアガリを重ね7本場まで連荘し、早くも5万点台に突入。南場でも手を緩めず、一時は7万5600点まで荒稼ぎしたが、最終的にも6万5500点と快勝し、総合順位を3位から2位へと1つ上げた。しばらくトップから遠ざかっていただけに「爆発というほどではないですが、久し振りに気持ちよく打てました」と笑顔だった。
22回戦は序盤から手牌に恵まれた平賀のペースに。立ち上がりの東1局にリーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフ・ドラ3の1万2000点からスタートすると、スピーディーに進む対局で一度もトップを譲らず逃げ切った。「ツモが結構来ていたので、もう少し大きいトップを取れないと。もう少し伸ばせたんじゃないかと」と、どん欲にさらなるポイント獲得を目指していた。
BLACK DIVISION 21・22回戦終了時点での順位、ポイントは以下のとおり。
1位 佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)+257.3 2位 藤田晋(サイバーエージェント社長)+111.2 3位 多井隆晴(RMU)+67.9 4位 平賀聡彦(最高位戦日本プロ麻雀協会)+38.9 5位 白鳥翔(日本プロ麻雀連盟)▲7.0 6位 滝沢和典(日本プロ麻雀連盟)▲116.0 7位 猿川真寿(日本プロ麻雀連盟)▲143.9 8位 鈴木達也(日本プロ麻雀協会)▲208.4
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ14人と藤田氏が「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ(藤田氏は両組に参加)、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。
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