昨年12月に発売され、わずか2カ月足らずで完売した「岡山弁トランプ」第1弾「でーれーセット」に続き、第2弾の「ぼっけーセット」が発売され、話題になっている。著者は岡山弁協会会長の青山融(とおる)さんで、地元出版社の吉備人(きびと)出版から発行されている。

(右が昨年12月に発売され完売した「でーれーセット」、左が今回発売された「ぼっけーセット」)


 「でーれーセット」よりさらに濃い岡山弁が満載という「ぼっけーセット」は前作同様、各カードに岡山弁一語とその意味、アクセントやイントネーションを表す音符が付いており、正しい発音が分かるようになっている。ハートは「ぼっけー(すごい)」などの形容詞で、クラブは「はっとーじ(カメムシ)」などの名詞、ダイヤは「もげる(音程が外れる)」などの動詞で、スペードは「じゃーじゃー(そうだそうだ)」などその他品詞とフレーズに分けられている。