4月22日(土)国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」。昨年行われた初代フェザー級トーナメントを武尊が制し、空位となったスーパーバンタム級王座を巡り、2代目の王者を決めるこのトーナメントは、国内の有力選手4人と海外選手4人、計8人のワンデイトーナメントで争われる。

まずはKrushを主戦場に連勝街道をひた走る21歳、石田圭祐とフランスのチャールズ・ボンジョバーニが対戦。かつて武尊の好敵手として激戦を戦い「ダウンを奪った男」としても知られる。昨年のKrushでボンジョバーニは、寺戸伸近に1RでKO負けしているだけに悪い流れから脱出の意味でもこのトーナメントに本腰を入れて挑んでくるだろう。

Krushで好調といえば武居由樹もここ2年負け無し、-53kg初代チャンピオンとして敵なしの状況からのスーパーバンタム級へ再び階級を上げての挑戦となる。対戦相手、アントニオ・オルデンはスペインからの刺客。日本初上陸の選手だがWKAヨーロッパ王者やスペインのキックボクシングのタイトル、HMFトーナメント優勝経験など、実績もさることながら長い手足を活かした攻撃的なスタイルのキックボクサーだ。

Krush-55王者、寺戸伸近はイギリス・ISKA世界スーパー・フェザー級王者ジェイミー・ウィーランと対戦する。ウィーランといえば昨年の初代フェザー級トーナメントにもエントリー、1回戦で武尊と対決し敗れたが、ローキックでおおいに苦しめた。階級を下げてのK-1再挑戦となるが、よりスピード感あるスタイルにもフィットしていると伝えられており、ウィーランも超注意人物の一人といえる。

そしてキックボクシングの王者からボクシングに転向、2015年に引退した久保賢司が新天地K-1のリングで復活。対するは当初の対戦相手リャン・ボーユーに替わり中国から若手のホープ、ソン・ダーチェンに。昨年のウェイ・ルイの初代ライト級トーナメント制覇で、旋風を巻き起こしている中国勢の中でも学生時代からムエタイタイトルを総なめしているエリート・ファイターの日本初参戦も気になるところだ。

ライト級トーナメントに続き、またしても日本対海外という1回戦の組み合わせとなった今回の第2代スーパーバンタム級トーナメントだが、各選手の実績、階級を上げた者、下げた者という観点からみて本命を予想するのはなかなか難しいトーナメントとなった。予想が難しい=すなわちどの選手にも可能性があるということになるが、特に石田と武居の2人はKrushの快進撃からみても、王座の海外流出を食い止める意味でも期待したいところだ。

【1周年記念特番】K-1 WORLD GP第2代スーパー・バンタム級トーナメント | AbemaTV
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王者・武尊がついにリング復帰!
ONE DAY #3 武尊 | AbemaTV
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新生K-1のカリスマ・武尊
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