4月22日(土)に国立代々木競技場第二体育館で開催される<K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~>。世界中から軽量級の強豪たちが集う同トーナメントだが、この度ビクトー・サラビアと対戦するK-1 WGP初代フェザー級王者・武尊に密着したドキュメンタリー番組『ONE DAY』(AbemaTV)が放送される。
昨年、試合中の右拳骨折により大晦日に開催された<RIZIN>への出場を断念した武尊。まずは数ヶ月拾ぶりの試合への意気込みについて、「戦うのが大好きなんで、もう“戦いたい欲”があふれそう」と、満面の笑顔でコメントする。
休養期間中の過ごし方を聞かれた武尊は、人気ロックバンド・ONE OK ROCKのヴォーカル、Takaとの意外な交友関係を明かしつつ、立場は違えどメンタルの強さや視野の広さなど学ぶところが多かったようで、「すごく良い刺激をもらいました」と語った。
■「“ブッ殺してやろう”としか考えてないですね。殺される前に殺してやろうって……」
また、リングに上がる際の心境について「極限の集中状態になります。悪い言葉で言うと“殺し合い”をするっていう感覚でリングに上がる」「“ぶっ殺してやろう”としか考えてないですね。殺される前に殺してやろうって……」と、穏やかな表情とは裏腹に闘争心剥き出しの格闘家らしさを垣間見せた。
そして今回の対戦相手、サラビアの印象を聞くと「たくさん修羅場をくぐってきたんだろうなっていう面構え。そういう選手は“気持ちが強い”と思う」「でも僕は、気持ちの強さでは世界の誰にも負ける気がしないんで、気持ちの戦いになったら……圧倒的に勝ちます」と、笑みを浮かべながらも対決への期待を煽った。
さらに試合のフィニッシュイメージについても「KO勝ちしか考えてないんですけど、向こうもハードパンチャーだって聞いているので、パンチで倒したいかなって」「お互い得意な技同士をぶつけ合って、ブッ倒してやりたい」と、あくまで強気の姿勢を貫く。
■「“スーパースター”って呼ばれるような存在になりたい」
かねてから「昔のK-1を超えたい」と口にしている武尊だが、具体的に“その先のイメージ”を聞かれると、「K-1と僕で一緒に上がっていきたいと思っているし、『K-1が世界最高の団体』って世界中から言われるようになって、その中で一番輝いているのが僕で、誰からも“スーパースター”って呼ばれるような存在になりたい」「新生K-1はブームで終わらずに、野球、サッカー、バスケットボールという常に人気があるスポーツと同じくらい、もしくはそれ以上の競技にしたい」と、大きな野望を語った。
最後に武尊は「ひさしぶりの試合になるし、ホントにもう……戦いたくてしょうがなかったんで。それがいい意味で爆発して必ずKO勝ちできると思うので、応援よろしくお願いします」と試合への抱負を語りつつ、KO宣言でインタビューを締めくくった。
ケガから完全復帰し“戦いたい欲”があふれ出るK-1の新たなカリスマ・武尊が、一体どんな試合を見せてくれるのか? 格闘技ファンから大きな期待と注目を集める。
(AbemaTV格闘チャンネル/ONE DAYより)