今年4月、厚生労働省にある部署が設置された。その名は「アルコール健康障害対策推進室」だ。これを受けて、ネットでは「お酒も規制強化なの?」と懸念が広がっている。しかし、アルコール規制は今や世界的な流れだ。日本も“飲み放題禁止”となってしまうのだろうか。一方で若者の飲酒離れもささやかれているが、その実態はどうなのだろうか。
 「アルコール健康障害対策推進室」はもともと内閣府にあった部署であるという。今後は飲み放題の禁止や酒類の自動販売機での販売禁止など、飲酒の規制に関する議論が加速するのではないかとインターネット上で盛り上がっており、「酒が規制されたら死んでしまう」「飲み放題は酒という楽しみを楽しむのに必要なもの」などの意見がある。さらにタバコと比較し、「タバコは“百害あって一利なし”だから規制強化賛成だが、お酒は適量飲めば薬になるから規制強化するのもどうかと思う」という声もあった。