主演に吉高由里子を迎え、2012年大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートをはたした、沼田まほかるベストセラー原作の映画化『ユリゴコロ』(9月23日より公開)。今作のティザービジュアル、そして特報映像が解禁された。

 監督は『君に届け』、『近キョリ恋愛』を手掛けた熊澤尚人。これまでの作品とは一線を画す美しき衝撃作に挑む。さらに先日、松坂桃李、佐津川愛美清野菜名清原果耶に加え木村多江、そして、松山ケンイチと、人気・実力を兼ね備えた豪華俳優の出演が発表された。

 ある一家で見つかる、殺人者の告白文が綴られた一冊のノート。そこに記された悲しき殺人者の記憶。一家の過去に、いったい何があったのか。吉高由里子演じる美紗子を中心に、過去と現在が交錯しながら登場人物たちは愛と宿命の渦に翻弄されていく。“ノートに秘められた謎”と”いのちの拠りどころ”を追い求めた先に突きつけられる、驚愕の真実とは―。

 ティザービジュアルには、主演・吉高由里子の快活なイメージを覆す、大罪を背負い、宿命に囚われたキャラクターの美しくも儚い表情を浮かべた姿が。「人殺しの私を、愛してくれる人がいた。」というコピーからは、異常なシチュエーションでの愛の物語を想起させる。

 また、特報映像で描かれるのは、「人殺しが、人から愛されてもいいのだろうか。」というショッキングな冒頭から始まり、とある一家で見つかったノートに記された、断片的な記憶が映し出されていく。吉高由里子演じる美紗子と松山ケンイチ演じる洋介との出会い。無表情で何かを振り下ろす美紗子。「あなたの優しさには、容赦がありませんでした。」という、映像内で唯一発せられる台詞とともに涙する二人。果たして、このセリフが意味するものとは……?

 今回公開された映像は、昨年9月~10月に撮影が行なわれた「過去パート」のみで構成されている。松坂桃李、木村多江、清野菜名らが本年6月下旬から撮影に入る、ノートに秘められた一家の秘密へ迫る「現在パート」がどのような形で加わるのか、続報にも期待しよう。

©沼田まほかる/双葉社 ©2017「ユリゴコロ」製作委員会

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出演・吉高由里子&加瀬亮 婚前特急
映画『ユリゴコロ』オフィシャルサイト
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映画『ユリゴコロ』9月23日(土)公開! (@yurigokoromovie) | Twitter
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