23日のフランス大統領選第1回投票で接戦を制して決選投票に進んだのは、いずれも既成政党には属さない、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首と、エマニュエル・マクロン前経済相の2人だった。
 「ナショナリストに怯えるすべてのフランス国民のため、すべての愛国者のための大統領になりたい」と語ったマクロン候補。これまでの報道ではルペン候補に注目が集まっていたことから、マクロン候補について多くを知っている日本人は少ないのではないだろうか。