![中島愛、マクロスシリーズ“歌姫”の存在に「35年続く軸ができている」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/7/c/724w/img_7c31878f1a877512b3217fe39dc4cefd216130.jpg)
![中島愛、マクロスシリーズ“歌姫”の存在に「35年続く軸ができている」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/4/d/724w/img_4d030fd7725e278e15f2e8122f4ff97e687116.jpg)
テレビアニメ『マクロス』の35周年を記念して、『マクロス』シリーズの4作品が5月3日よりAbemaTVで放送される。AbemaTVでは同シリーズの魅力をもっと知ってもらうために、特別番組『「マクロスF」一挙放送直前特番 マクロス ゴリゴリ教えちゃうかんね!キラッ☆』を3日夜19時より放送した。
番組では『マクロスF(フロンティア)』でランカ・リー役を演じた中島 愛と『マクロスΔ(デルタ)』でフレイア・ヴィオン役を演じた鈴木みのり、『マクロス』シリーズでビジュアルアーティストを務める天神英貴が登場。”お笑い界随一のマクロスファン”であるバッファロー吾郎・竹若元博とともにマクロスの魅力について存分に語り尽くした。
番組の冒頭には、マクロスシリーズのビジュアルアーティストを務めた天神英貴が登場。天神は作品内に登場するメカを魅力的に見せるアーティストで、シリーズのプラモデルやおもちゃのパッケージイラストを20年以上担当してきた。いわば“マクロスのバルキリー博士”のような人物だ。
番組の最初のテーマは35年の歴史の原点である『超時空要塞マクロス』だ。同作の舞台は2009年、戦うことしか知らない異星人と地球人類の戦いの中、パイロット、一条輝(いちじょうひかる)とアイドルを目指す女の子、リン・ミンメイと女性士官、早瀬美沙の三角関係がドキドキする作品。アイドルが戦闘中に歌って、戦いを終結させるという、観ている人をびっくりさせた最初のマクロスだ。
「当時ロボットアニメブームだった中で印象的なのがビジュアルのかっこよさ。可変型っていうのが歴史に残りますよね」と竹若が切り出すと天神が「オープニングを見ても、飛行機がロボットに変形したのが分からなかった。劇中で変形するまでひた隠しにされていた」と明かした。
話題は『超時空要塞マクロス』の続編となるTVシリーズ『マクロス7』へ。超時空要塞マクロスの時代から35年後が舞台。主人公はバンドのボーカルで、バルキリーに乗りながらも全く戦わず、人類を脅かす謎の生命体に対して「俺の歌を聴けー!」と戦場を駆け巡る話だ。もちろん、主人公のバンドメンバーのヒロイン・ミレーヌと軍のバルキリーパイロット・ガムリンとの三角関係も注目の作品となっている。
「『超時要塞マクロス』とは作風がガラリと変わった」と竹若が振り返ると「僕も最初見た時、拒否反応だった。河森正治さんは(超時空要塞マクロスとは)完全に違うことやろうとしていた」と天神も明かした。例えば主人公の熱気バサラが搭乗するファイアーバルキリーは前作のバルキリーとは”顔”のデザインが違う、と竹若が指摘する。他にも操縦がギターを弾くような方法だったり、ロボットアニメなのに主人公が戦闘をほとんどしない、など異色の点が多かった。
中島は「男性ボーカルでマクロスっていうのもまた見たいですよね。そのくらい違う情熱を(「マクロス7」では)感じました。時代を反映しているのかも」と「マクロス7」ならではの魅力を語った。
一方、天神は「『歌で銀河を変えてやるんだ』って言ってるんだけど、シリーズ放送期間の1年のうち、敵が全然反応しないのが半年くらいある。それって想像を絶する」と感想を述べると、バッファロー吾郎・竹若も「僕もお笑い芸人としてあんなにスベってる舞台だとしたらもう実家帰ってますよ」と漏らす。
天神が鈴木に「滑り続けてる彼氏、どう? 舞台でスベり続けてるけど夢を見てる彼氏!?」と聞かれると鈴木は「人によります……(笑)」とつぶやき、笑いを誘っていた。
だが、竹若が「だからこそ、最後の伝わったときの感動がすごいんですよね」と聞くと天神も「最後は涙がとまらない。今じゃできないマクロスですよね」と絶賛した。
【放送情報】
■『マクロスF』⇒視聴予約ページ(放送チャンネル:深夜アニメチャンネル)
■『マクロスΔ』⇒視聴予約ページ(放送チャンネル:深夜アニメチャンネル)
■『超時空要塞マクロス』⇒視聴予約ページ(放送チャンネル:なつかしアニメチャンネル)
■『マクロス7』⇒視聴予約ページ(放送チャンネル:なつかしアニメチャンネル)