IWGPインターコンチネンタル王座は、新日本プロレスの中でも、この1年あまりで最も大きくイメージを変えたタイトルだと言えるだろう。
このベルトの最長保持記録を築いたのは、中邑真輔だ。棚橋弘至とオカダ・カズチカがIWGPヘビー級タイトルを争い、その一方で中邑が「白いベルト」を巻いて独自の個性を発揮する。それこそが新日本のイメージだったというファンも多いのではないか。
2016年1月4日の東京ドーム大会では、中邑vsAJスタイルズが実現。日米プロレスリング・アーティスト対決とも言えるハイクオリティな闘いだった。